健康は、日々の生活習慣でよくも悪くもなります。我が国の国民医療費は40兆を超え、増加の一途をたどり留まることを知らないようです。
このままでは高齢社会がますます進む中で国家の崩壊へと進んでしまいます。
どうにか、現在の医療福祉制度を交代させずに維持しながらあるいは進歩させながら対策は打てないものなのでしょうか。
その対策のキーワードは未病概念の普及だと思うのです。病気になる前に、医療機関にかかる前に健康な体に戻すことが重要だと思うのです。そのためには、正しい未病概念の普及をしなければ未病概念の存在意義を失ってしまいます。
しかし、未病に関するメジャー学会は、未病の定義を「検査値に異常があるが自覚症状がないっ場合」と「検査値に異常はないが自覚症状がない場合」のそれぞれを未病と定義して、それを西洋型未病としています。しかし、その両者とも既病であり、発症をしてりるわけですから、予防にはなりません。治療が必要な状態になっているのです。大切なことは、病気が発症あるいは体の状態が異常になる前に管理し予防することが未病でなければ未病概念の存在意義がありません。東洋医学の長い歴史の中で築く挙げられてきた未病概念を西洋型と嘯き既病であるにもかかわらず未病であるとすることは無意味なことであると考えます。
病気が発症しないうちに予防することが重要であることを考えれば検査値に異常が出たり、自覚症状が出てから治療するのではなく、異常値になってからではなく、異常値に近づいた時に正常値に戻すことが大切と思うのです。
皆さんはどう思われますか?
文責;戸口つとむ
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